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こんにちは。練馬区桜台の電気工事店「株式会社コイデン」です。
今日は、どのご家庭にも存在する「分電盤」の役割と重要性をご紹介します。
皆さんのご家庭にある分電盤。その役割は、電力会社から供給された電力を安全に使用できるよう、用途ごとに分岐することが分電盤の役割です。
お家の中には、電気を利用する設備がたくさんあります。
冷蔵庫、洗濯機、電子レンジ、照明器具、パソコン、最近ではオール電化のご家庭もありますし、電気時自動車用のEVコンセントなどもありますね。そういった全ての電気の大元が分電盤にあります。
電気を使用する物の場所、電気の使用量、必要な電流値や電圧値、すべてを計算し安全にご使用いただけるように電気工事士が設置しています。
参考として、とあるリフォームされた物件の分電盤をご覧ください。
右側にいくつも並んだ「ブレーカー」があります。その一つを拡大すると。
それぞれの電気の行く先が表示されています。一つ一つの「ブレーカー」には定格電流値が決められており、それ超えると危険なので遮断されます。お家で「あ、電子レンジだけ動かなくなった」などの異常が起きたら、まずはここを確認しましょう。
皆さんのお家にもありますが、どこにあるかご存じですか?
トイレの中や玄関、それぞれのお宅によって設置場所は違います。
お家の中のデザイン性、安全性、使いやすさ、「内線規程」に準じた設置基準など様々なことを考慮して設置されており、一概に「この場所に設置されている」とは言い切れません。
ぜひ、停電時など緊急事態になる前に、分電盤の場所は確認しておきましょう。
そんな分電盤、私たち電気工事士がよくお客様に聞かれることがあります。
「分電盤って、触ったらビリビリってきません?」
流れている電気は目に見えません、一般の方にとっては怖いですよね
答えは「ビリビリ来ません。」もし、ブレーカーを触っただけでビリビリがあった場合は、すぐに電気工事店に連絡しましょう。大変危険です。
分電盤では、お家の中の電気に異常が起きれば反応してブレーカーが落ち
、電気を異常が起きた場所に流さないように設計されています。
先ほどの画像の名称にもありますが「トイレ コンセント」「洋室 エアコン」などで電気が流れすぎることがあれば、そのブレーカーが落ち異常がすぐにわかります。
ですが・・・
上の画像は、先日知人宅でブログ用に撮影させてもらった分電盤です。
長年暮らしていて、最近は家主さんもご高齢で掃除などが行き届かないとおしゃっていました。見た目に決してキレイとは言えませんね・・・。CMやニュースなどでも報じられていますが、電気設備の周囲は埃や汚れが原因で火事になってしまうこともあります。実際にそういった火災事故も報告されていますので、皆さんも注意してください。
本題に戻ります。この分電盤、先ほどのリフォーム後に撮影した写真と違うのがわかるでしょうか?
分岐回路、それぞれの行き先がわからなくなっているんです。
アップにしてみると、ボールペンか何かで書かれた跡がありました。
これ、実は非常に危険な状態です。もしブレーカーが落ちた時どの場所で異常が起きたのかわかりません。
これから夏を過ぎて寒くなると、エアコンではなく灯油やガスのストーブなどを使用され、エアコン自体が使われなくなった後、そのコンセントやエアコンの機器の中で漏電や断線で異常が起きていても気づくことが出来ません。表示・名称はとっても重要です。
不安に思われたら我々電気工事士に依頼して、せめて名称だけでもチェックしてもらいましょう。
分電盤の寿命は概ね15年
といわれています。分電盤自体の製造年月日の記載でも確認できますが、お住まいになられている年月で考えられても良いでしょう。
※賃貸にお住いの場合は、管理会社に確認しましょう。
古くなった分電盤の中に埃やゴミ、害虫が巣くってしまっていることもあります。
古い分電盤の多くは電線をネジ止めしており、そのネジが緩むこともあります。
上記のいずれも、火災の原因になります。
「今まで20年住んでて、何も起こらなかった」という考え方では、明日火事になるかもしれません。古くて汚れた分電盤は我々電気工事士に依頼して、点検を必ずしましょう。
電気は目に見えませんが、ショートなどの異常が起きた時にスパークなどで目に見えます。もしそのスパークでガスや灯油、ゴミや埃に引火すればたちまち大惨事です。
電気設備の点検は怠らずに依頼しましょう。
エコキュートやEVコンセント、太陽光発電設備やIHクッキングヒーター、大きな出力のエアコン、様々なものを新しく設置するときに重要なのは、その機器の「電気容量」です。ご家庭の分電盤のブレーカーそれぞれに「20A」や「30A」と表記があります。新しい機器に応じて空いているブレーカーを使ったり、今あるブレーカーから分岐したりすることで新しい機器に電気を送ります。
もし、ガスコンロをやめてIHクッキングヒーターをお家に置こうとした場合
、容量に応じたブレーカーがない場合、分岐回路を新しく増設しなければなりません。
工事の内容としては、IHクッキングヒーターの設置場所まで分電盤から配線、分電盤に使用できる回路がない場合付近に分岐回路を新設、となります。分岐回路の新設は安全性を十分に注意せねばならず、熟練電気工事士の知見が必要となります。お家の電気を落として停電下での作業も必要になり、パソコンや録画機器、セキュリティシステムの対応など、やらなくてはいけないことも多くなります。
最近では、歴の浅い電気工事士が新設回路を設けた際に漏電事故を起こしたケースがあったようです。
分電盤が現在古く、点検の結果交換することになった場合は、回路数に余裕のある分電盤を用意できないか電気工事士に相談してください。IHクッキングヒーターなどを新設する際、配線工事などは必要になりますが予備の回路に接続するだけで済むので、停電する必要もありません。工事店によっては、工事費のトータルが大きく変わる可能性もあります。古い分電盤は、将来も見据えて交換しましょう。
分電盤の重要性や事故について書いていきましたが、どこに点検を依頼してよいかわからない方も多いと思います。
多くの方は、ネットで検索し「すぐに駆け付けます」という謳い文句や金額の安さで選んでしまうかもしれません。しかし、電気のことなどは「近所の電気屋さん」に依頼するほうが安心だと思います。
結局、早く駆けつけてくれても「出張費」がかかるかもしれません。金額で選んでも「安かろう、悪かろう」があるかもしれません。
電気工事業者を選ぶ最大のポイントは「いかに近くにいる電気屋さんか」です。
何かの異常で停電したとき、ネット上の業者に電話してもすぐには来てくれないかもしれません。
安さが自慢の電気屋さんを停電時に呼んだり、点検や見積もりで呼んだら高い金額を請求されるかもしれません。
近所の電気屋さんであれば、緊急時に駆け付けやすく、日常的に相談できる距離にあれば依頼もしやすい。一番の理由は、「近所のお客さんだから、悪いことできない」という心理が働き、電気屋さんがお客様のお家の電気に真剣に向き合ってくれることです。
依頼してみたら、実はお子さんが同級生だったり、お買い物の際に通る道に電気屋さんがあったりするかもしれません。
皆さんの日々の生活に非常に重要な電気だからこそ、皆さんの身近な場所で電気屋さんを見つけていただきたいです。
もちろん、個人差もあるかもしれません・・・電気屋さんも人間なので。
合う合わないも、近くの電気屋さんに声をかけるぐらいでわかることもあると思います。
ネットの業者さんが来た瞬間、すごく嫌な感じでも「チェンジ」なんてこと出来ませんもんね。
今回は分電盤についての記事となりました。
・お家の分電盤、場所も機能も知っておきましょう。
・分電盤で気になることがあったら、電気工事士に点検を依頼しましょう。
・古い分電盤は大事故の元。早めに交換しましょう。
・お家の電気は、近所の電気屋さんに相談してみて、困ったら見に来てもらいましょう。
という内容でした。
もちろん、弊社「株式会社KOI-DEN」も、練馬区を拠点にしておりますので練馬区、または近辺にお住まいの方はぜひお問い合わせください。熟練電気工事士が真剣にお話を聞かせていただき、適正な価格と作業内容で対応します。
この記事をご覧になって、ご自宅のマンションリフォームや電気工事についてご質問やご相談がございましたら、ぜひ当社ウェブサイトの「お問い合わせフォーム」よりお気軽にご連絡ください。地域や事情管理のチェックポイント、施工費用の目安などを含めて、最適なプランをご提案させていただきます。どんな小さなことでも、ぜひご相談ください。
練馬区の電気工事店「KOI-DEN」です。
今回は、弊社でもご依頼の増えてきた「電気自動車用EVコンセント設置工事」、そのなかでも「外国産車のEVコンセント」について色々調べてみました。
「次のマイカーは電気自動車にしよう!せっかくなら外車のカッコいいのが欲しい!」
なんて思ってる皆さんに読んで頂けたら嬉しいです。
まずは「メルセデス・ベンツ 充電用ウォールユニット」
ドイツを拠点とする乗用車」メーカーのメルセデス・ベンツ。
日本国内でも非常に人気の高い「ザ・高級車」な代表的メーカー。
そんなメルセデスのEVコンセントが、こちら↓
無駄な装飾が廃し、黒一色で仕上げられた重厚かつシンプルなデザインは、メルセデスのイメージにピッタリ!充電中にボンヤリと点滅するLEDランプも近未来的でクールです。
ご自宅のガレージやカーポートの壁にコレが設置してあったら、存在感抜群です!
続いては、こちらもドイツの乗用車・自動二輪車メーカ「BMW」の
「BMW WALL BOX PLUS]
先ほどのメルセデスに比べると、コロンっとしたフォルムが愛らしさも感じます。
ロゴも控えめで、親近感が湧きそうなデザイン。専用のカードをかざすと充電が開始できる機能もあり、便利さも際立つ充電ユニットと言えそうです。
高級スポーツカーの代表格「Porsche」の「充電ドック」
ここまで紹介した「EVコンセント」同様に「黒を基調とした、丸みを帯びたデザイン」はPorscheも同じように見えますが、表面をフラットにしていて、壁に取り付けたときにスリムな印象があり、邪魔になりにくいデザインは車両のイメージと異なり「スッキリ感」があって取り付け場所に悩みません。別売りで「デザインカバー」も販売されているようなので、ご自宅やご自身のイメージに合わせた演出も可能なようです。
最後に、要人御用達の超高級車「ロールスロイス」の「WALL BOX」
….なんだか、見覚えのあるデザイン・・・。
詳しい方ならご存じかと思いますが、Rolls-RoyceはBMWの傘下。
デザインが似ているのは、そのせいもあるかもしれませんね。
個人的には、ボンネットのマスコットである女神がデザインに採用されてほしいな。。。なんて感じます(買えないけど( ´∀` ))。
というわけで、今回は私が勝手に選んだ4社の「EVコンセント」を、勝手な意見を入れながらご紹介いたしました。いかがでしたでしょうか。
どのメーカのものも「大きい」が印象に残ります。価格もやはり「高級」
「家で充電出来れば、何でもいいんだけど、どんなのを選んでいいか分からない」
「充電器自体も取り付け工事も、とにかく安くしたい」などのお客様もいらっしゃると思います。
KOI-DENでは、熟練電気工事士が現地へ出向き、お客様の要望をしっかり理解したうえで、その場でご提案させていただきます。
内容によっては、そのまますぐに工事をさせていただく対応も可能です。
「お問い合わせ」 から、ぜひ一度ご相談ください。
こんにちは。練馬区桜台の電気工事会社「株式会社コイデン」です。
今回は、ダウンライト外しちゃいます。
このブログをご覧の皆さんは「ダウンライト」を自分で交換したことはありますか?
おそらく、外せることも知らない方も多いのではないかと思います。
天井に埋め込まれた、一見「平べったい」アレです。
これ、外せます。
一般のご家庭で、外したことがある方なんてほとんどいないと思います。
もしかしたら、「ダウンライト」って名前も知らなかった方もいるかもしれません。
こんな感じです。
外れた状態だけ見ると、簡単に外れてしまいそうです。
しかし、物凄く力がいります。
ダウンライトの淵に爪かマイナスドライバーを差し込んで、天井から剝がすように引っ張り出していきます。
ここまで引っ張り出したら、「板ばね」が見えてきます。
これを指で広がりすぎないように抑えながら本体をさらに引っ張ると・・・
先程の状態までになってくれるわけです。
しかし、ここからが大変です。
電線を外して、新しい物に再度接続。
新しい器具の板バネを畳みながら、少しづつ天井に押し込んでいく。
とにかく、物凄く「コツ」が必要となります。
部屋が粉まみれになりますよ。
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