練馬区の電気工事店「株式会社KOI-DEN」です。
前回のブログでは、電気自動車の充電に使われる「EVコンセント」についてご紹介しました。↓
前回のブログは、こちら
今回ご紹介するのは、前回のEVコンセントとも関係するV2Hという設備についてです。
V2Hとは
V2HはVehicle to Home(車から家)の略で、EVコンセントは「家の電気で車を充電する」だけですが、V2H「車からお家に電気が送れる」ということです。
電気自動車を現在乗られている方はご存じかと思いますが、電気自動車は走りながらでも少しずつ充電していますよね?そこの足りない分を家や町中の「EVコンセント」を使って充電していきます。結局電気が車に使われているだけなんです。
「せっかく車を動かすほどの大きな電池があるんだから、もっと有効活用しましょう」ということでV2Hがあるわけです。
V2Hは、お家の「非常用電源」
最近は、南海トラフ地震や台風などで非常時への準備が注目され、防災グッズなどが各所で販売されているのをよく目にします。いつ起こるかもわからない災害にはできる限り万全の準備をしたいものです。
その中でもV2Hは、落雷や地震発生時やその直後に起きる停電の時に威力を発揮します。
車種によりますが、満充電された車からお家に電気を使って、エアコンなどを使用しても約2~4日程度電気が使用できるとのこと。また、ご自身の車が被災されて使用不可になったとしても、自治体によっては自治体の電気自動車を緊急時にV2Hに対応した各家庭に出向かせ、電力の支援をする案が広まり、企業や行政などの連携が広まっています。
V2Hはどこにでも設置できる?
V2H機器はどこにでも設置できるわけではありません。
1.ご自宅に駐車スペースがあること
2.駐車した電気自動車から7.5メートル以内
3.1メートル四方のスペースが確保できていること
上記が設置の最低条件で、ご自宅の電力の契約内容なども条件に関わってきます。
設置をご検討された段階から、施工業者との綿密な打ち合わせが必須です。
高価なV2Hも実はお得に設置できるかも?
V2Hの機器自体でも60万円以上、120万円もするような機器も存在し、どうしても導入に躊躇してしまいがち。
しかし、昨今では自治体でも「補助金」などの形でV2Hの導入を後押しする動きもあり、時期や補助金予算なども調べる必要はありますが、積極的に利用することで「最大半額」なんて補助も受けられそうです。
最後に
今回は「V2H」についてお伝えしてみました。今年の夏はとても暑くて、電気代も気になり、大型地震や豪雨や台風などの自然災害も多く報道されました。
「電気」について、ご家庭で出来ることの「一歩先」をご検討されてみてはいかがでしょうか?
弊社ではまだまだ施工実績はありませんが、弊社の地元「練馬区」でも今後多くのご依頼があると思っておりますので、日々勉強中です!
練馬区の電気のことは、ぜひ桜台駅徒歩2分の「株式会社KOI-DEN」のお問い合わせください。