練馬区の電気工事店「株式会社KOI-DEN」です。
皆さんは、電気のことで困ったときに「どこに頼めばいいんだろう?」とか「ネットで調べると、案外高くつくんだな・・・」とか思ったことはありませんか?
今回の記事では、一般の方が直接電気工事店や業者を探すときや、依頼の仕方、お得に工事をしてもらえる裏技などをご紹介いたします。
探し方で以外に見落とされがちなのが「街の電気屋さん」の存在です。
かつてはどの街にも「街の電気屋さん」が商店街の一角にあって、近所の方々は大型家電はもちろん、電球や電池などを日常的に購入していました。
八百屋さんなどと同じで、顔見知りになって世間話をするうちに困ったことを電気屋さんに相談したり、新しく買おうと思ってる品物の相談をしたりしていました。
そのうち、家電量販店の登場でそういった景色は大きく変わります。
「いかに安く早く買う」ということが重要視され、次回の購入を見越した接客がされ、
まるで昔の「街の電気屋さん」のように感じさせられますが、次から次へと登場する新商品の説明が大半で、「買う」以外での困りごとの対応策など出してもらえませんでした。
しかし、そういった量販店の規模も縮小され、人々は通販に流れていきます。
通販の設置業者は、その設置が仕事。彼らに「電球が切れたのだけど、変えてもらえないかしら・・・」などとお願いしてもやってくれません。エアコンをネットなどで購入して設置してもらっても、故障したときに来るのは設置した業者ではないことも多くあります。
住まいの中で電気はすごく重要です。明かりが点かなくなれば生活できません。
今は自分で何でもできてしまうという「DIY思考」の方もたくさんいるかと思います。
年を取ったときにどうでしょう?高い所の照明、ネットで調べた業者さんにやってもらって高額な請求をされてしまうかもしれません。そのためにも、近所で見つけた電気屋さんにまずは困りごとを相談してみましょう。
著者である私は電気工事士の資格を取得して4年目。現場ではまだまだ・・・ベテラン電気工事士の皆さんの足元にも及びません。しかし、私自身も一般の方などに「電気屋さん、分からないことがあるんだけど教えてくれる?」といわれると、無い頭をフル回転させながら答えようとします。ベテランの電気工事士であればすぐに答えてくれます。
電気工事士は、建築業などの中でも、とてもニッチなジャンルのお仕事です。
私自身も長く務めた飲食業界から電気工事に戻りましたが、きっかけは父親でした。
電気屋さんは、親の縁でもない限り、なろうとする人がとても少ない業種なのです。
ですので(著者の偏見ですww)、電気屋はオタク気質が多い!!
テレビやネットでDIYは大流行ですよね?ホームセンターで買った材料を庭やベランダでコンコンカンカンやってると楽しいですよね?簡単にテーブルや椅子を作って配信してるユーチューバーとか見ると私も「かっこいいなぁ」なんて思います。
嫉妬してしまう瞬間も時々・・・・
なんてことは置いといて・・・電気屋さんは皆さんが普段は気にもかけない部分を命がけでやっています。目立たないけど、知っておかないと仕事にならないことがたくさんあります。そんな「他人が知らない知識」を集めるのが電気屋さんの仕事であり、「知識欲」が乏しいと長くは続けられない職業なんです。
そんな貯めこんだ知識を使わせてあげることで、お客さんである皆さんの困りごとが解決されます。
ネットの中には検索すれば色々な情報があります。しかし実践されている方は一握りの方だと思います。ただ、いざ業者などに仕事を依頼しようと思うと、金額や出来栄えで失敗したくないので知識をネットでたくさん調べてしまいますよね?
電気屋さんはそういった「覚えたての実践のない知識」をすごく嫌います。
ですので、電気屋さんに依頼する際は、たくさん調べたうえでも「困っているんだけど、どうしたらいいかな?」と聞いてみてください。「○○もおだてりゃ・・・」なんて、ちょっと悪い言い方をしましたが、「電気屋さんも、頼れば本気出してくれる」と置き換えて、困っていることを率直に聞いてみてください。
このようなコミュニケーションも考えると、近所の電気屋さんに声を掛けてみるほうがコストも時間も減らせると思います。
街の電気屋さんとコンタクトが取れたら、やはりなんとか「安く」工事してもらいたいですよね?
ネット上にある価格表などを見ると「コンセント増設 5,000円 出張費別」なんて書いてあって、パッと見た感覚で「高い!」と思いませんか?私も金額だけ見たら高いと思ってしまいます。
これには事情があります。まず、数百円などの金額を提示してしまうのは業界全体に影響してしまうので、提示すること自体を慎重にしています。逆を言えば、金額をある程度高く提示することで業者自体も「しっかり仕事しなければいけない」という心がけが出来ます。また、電気工事士という資格自体が国家資格であり、資格取得だけでも多くの時間とコストをかけています。テーブルや椅子は、空いた時間に誰でも作れます。しかし、コンセントの増設は電気工事士が施工しないといけない法律があります。万が一の事故は人の命を奪う可能性もあり、簡単なように見えてとても重要な仕事だという点も金額には反映されています。
でもやっぱり、なるべく安く工事してもらいたいですよね?そんなときのために覚えておきたいのが・・・
例えば、「今年の9月ぐらいに一度エアコンの調子が悪かったな・・・」と思って放置していませんか?「照明のスイッチの効きがこの何年も悪いけど、まぁ今度でいいや」と忘れていませんか?
故障はすぐに依頼していただくことで、早期発見は簡単な内部の清掃などで済む場合がほとんどです。放置していて全く動かなくなった家電などは、部品調達だけでも新品と同じぐらいの金額がかかり、その上電気工事士の工賃もかかります。照明器具なども同様に、「あれ?最近調子がおかしいな」と思ったら電気工事士に依頼しましょう。
また、コンセントやスイッチ、照明器具の交換は「一度に多くの個所を交換」してもらうことで一か所あたりの単価を下げてもらうこともできます。電気工事士自身も「なるべく時間やコストを掛けずに稼ぎたい」と思っています。コンセント一個の交換が5000円で一日に移動時間も考慮すると3件ぐらいが限界です。
ですが、一軒のお客様で5か所のコンセント交換と増設があったとすれば、工事の内容も1日がかりですし、移動の時間もない。作業車の駐車場所さえ確保できれば、経費も削減できます。諸々を考慮したうえで「まとめた金額」にしてもらうことが出来ます。
※もちろん、自動的に値引きされるわけではないので、面倒でもキチンと交渉しましょう。
こうすることで、工事にかかる金額を抑えることが出来ますし、電気屋さんもしっかりと稼げるので「WIN WIN」の関係となり、次回以降も依頼がしやすくなります。
私たち電気工事士も「いかに効率的に稼ぐか」を常に意識しています。ちょっと傲慢な言い方に聞こえるかもしれませんが、どの職業も同じだと思います。
この考え方で動いている電気工事士を「いかに効率的に安く利用するか」という意識もお客様にとって非常に意義のあることだと思います。
もしこの記事をご覧の方が練馬区にお住まいであれば、ぜひ弊社に連絡ください。
昨今は「街の電気屋さん」はどんどん閉業してしまっており、近所で探すのはたいへんですよね?「アパートを所有しているけど、廊下などの照明交換をお願いしたい」「部屋の照明を新しく買い替えるついでにスイッチやコンセントも新しくしたい」「建ててから20年経った我が家の電気設備、一度電気屋さんにチェックだけでもやってもらいたい」などのお悩みはKOI-DENが解決いたします。ぜひ、世間話程度にご連絡ください。
かかりつけ医と同じ、かかりつけの電気屋さんとしてKOI-DENはきっと皆さんのお役に立ちます。
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